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和キャラの絵本

なんとなく懐かしい昭和の香りのするキャラクター…
勝手にワタシは「和キャラ」と命名。

 和キャラの絵本

ねぎぼうずのあさたろう(その1)
<> 【ねぎぼうずのあさたろう(その1)】

・飯野和好(作)
・ちびっこ年齢のめやす;4才から
・出版社:福音館書店;第1版発行1999年11月

大好きな飯野さんの迫力ある絵の【ねぎぼうずのあさたろう】です。 これは、ひじょぉぉぉーに。 ひじょぉぉぉぉぉぉーーーーーに、 読み聞かせるのが難しいですっっ!! 浪曲調なんですぅ。 しかも、「」(かぎかっこ)なしに、いろんなキャラの会話と擬音語・擬態語が織り交ざっていて、かなり勢いのある文章なんですよねぇ。 とにかくなりきって読むことが大切…だと思います。 ワタシの場合、最初に読んだとき、近くにダンナがいて、なりきり不足でした…(ちょっと恥ずかしかったのです…) これはいかんと反省して、今度は子どもと二人きりで思い切りなりきって、大げさに読み、成功!(どんな基準かわからんが…) 楽しい読み聞かせになります! ねぎぼうずのあさたろうは(その4)まで続きます!!


知らざあ言って聞かせやしょう
<> 【知らざあ言って聞かせやしょう】

・河竹黙阿弥(文)飯野和好(構成・絵)齋藤孝(編)
・ちびっこ年齢のめやす:
・出版社:徳間書店;第1刷発行2004年

NHKの『にほんごであそぼ』でおなじみになった台詞、「しらざあいってきかせやしょう」。 ちいさな子供たちが難しい詩をかわいい声で暗誦する姿が、かわいくてかわいくて、大スキな番組です。 息子がひらがなに興味を持ち始めたとき、遊びながら覚えられればいいなと思って「かるた」を買ったんですが、美しい言葉がいいなと思って選んだのは【にほんごであそぼ いろはカルタ】です。 かるたの「し」は「しらざあいってきかせやしょう」だったので、息子にもなじみのある言葉です。 もともと歌舞伎の『弁天娘女男白浪(白浪五人衆)』の演目の中のひとつらしいですね。 歌舞伎は全くわからないのですが、こうやって台詞を声に出して読んでみると、すごく気持ちがいいです。 ついついリズムに乗ってきちゃって、だんだん大きな声になってしまいましたよ。 最後の 「名さえ由縁(ゆかり)の弁天小僧菊之助たァ…」 「おれがことだ。」 というところ。 とても気持ちよく読みました。(息子そっちのけ) …泥棒の話なんですけどね。 絵も、【ねぎぼうずのあさたろう】でおなじみの飯野サンの迫力のある絵で、とても惹きつけられます。


ゆきのひ
【ゆきのひ】

・かこさとし(作)
・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1967年10月

「だるまちゃんシリーズ」の著者、加古里子サンの作品。大きな雪の降る表紙で、赤い長グツをかぶった雪だるまがかわいい♪雪国の、雪の日の様子が描かれた絵本なんだけど、ワタシにはなんだか懐かしく、子供には新鮮でした。雪の日の出来事、雪の日の遊び方、雪の日の仕事、雪の日の道具、雪の日の景色…雪の日に関することが、たくさんたくさん詰め込まれています。なんだか、雪の日の図鑑のよう。そういえば。ワタシは雪国出身ではないけれど、子供の時は今よりもっと寒くて、もっと雪が多かったように思います。寒くないのは体は楽だけど、ふと、地球温暖化のコトが心配になりました。


だるまちゃんとかみなりちゃん


だるまちゃんとかみなりちゃん
【だるまちゃんとかみなりちゃん】
の洋書版
Little Daruma and Little Kaminari
【だるまちゃんとかみなりちゃん】

・かこさとし(作)
・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1968年4月

「だるまちゃんとかみなりちゃん」はだるまちゃんシリーズの2作目。今回はかみなりちゃんと出会って、雷の国に案内されます。雷の国の楽しさはサイコー。未来的な感じでもあり、加古サンが描いた頃の未来の想像図は、こんなだったのかなぁーと思ったり。でも、雷の国でだるまちゃんがかみなりちゃんたちと遊んだのは、鬼ごっこやけんけんぱ、かくれんぼや縄跳び。今も昔も変わらない、子供達の大スキな遊びも出てきたりします。かみなりちゃんの表情も、たのしー♪


だるまちゃんとうさぎちゃん


だるまちゃんとうさぎちゃん
【だるまちゃんとうさぎちゃん】
の洋書版
Little Daruma and the Little Rabbits
【だるまちゃんとうさぎちゃん】

・かこさとし(作)
・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1977年8月

今まで読んだ『だるまちゃんシリーズ』の中で一番スキかもしれない…。絵本というカタチの子どもたちに遊びを提案する情報書のような…。登場する昔ながらの冬の遊び、雪だるま、雪うさぎ、手袋で作るうさぎ、りんごのうさぎとだるまちゃん、新聞紙で作るうさぎカブト…雪だるまとりんごのうさぎぐらいは覚えてたけど、そうそうそう!忘れてたっ!!という遊び登場で、ノスタルジーな気分になりました。だるまちゃんのお母さんの赤に紫のパンタロンの組み合わせや(←こういうお母ちゃんいたよ!いた!)、だるまちゃんちのテーブルウェアも懐かしぃ−っ!今の子どもが知る由もない、『たんげさぜん』や『ざとういち』も登場…。ウチの子にも大ウケだっただるまちゃんの顔マネは見逃せません!!


だるまちゃんとだいこくちゃん


だるまちゃんとだいこくちゃん
【だるまちゃんとだいこくちゃん】
の洋書版
 【Little Daruma and Little Daikoku
【だるまちゃんとだいこくちゃん】

・かこさとし(作) ・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行2001年1月

【だるまちゃんとてんぐちゃん】でだるまちゃんキャラが大変気に入ったので、このシリーズは制覇してやるぅーと思っています。2冊めは、「だいこくちゃん」とのお話…。「だいこくちゃん」って、七福神の大黒様のコト。ピンクの花びらが、ぱぁーっと散ったような表紙で、春を待ちわびる、今の季節にピッタリ。中の絵も、淡いピンク中心な感じで、かわいいー!出てくるアイテムは和モノなのに、さすがの加古サンです。お話は、だいこくちゃんの持ってる「打出の小槌」が、うらやましくてうらやましくてたまらないだるまちゃんが(←欲しがりサン)小槌を手作りして「打出の小づつ」を作り、材料を入れて、小槌&小づつを振ると、宝物がざっくざく。いいなぁー。ワタシも「打出の小槌」欲しい…(←だるまちゃんに劣らない欲しがりサン…)最後のシーン、おもちゃがたくさん出てきたところで子どもに、「これ、なぁに?」「これは?」と質問攻めにされました。おもちゃは、例えば、凧とか風車とか駒とか、日本の昔からのものばかり。 今の子が昔ながらのおもちゃに触れるコトって、まずないもんなぁ−、などと思いました。加古サンの昔ながらのものを子どもたちに伝え残そうとする気持ちが伝わります。


だるまちゃんとてんぐちゃん


だるまちゃんとてんぐちゃん
【だるまちゃんとてんぐちゃん】
の洋書版
 【Little Daruma and Little Tengu
【だるまちゃんとてんぐちゃん】

・かこさとし(作)
・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1967年11月

いろんな本屋サンのおススメ絵本で表紙を拝見したコトはあったけど…ヒゲ面の「だるま」と「てんぐ」がジャンケンしている表紙に、てっきりシブいお話だと思っていましたが、読んでみたら、とってもかわいいお話でした♪てんぐちゃんの持ってる物がうらやましくてたまらないだるまちゃんが、いろいろ工夫してマネッコするお話。おかしくてかわいくて、思わずニッコリしてしまいました。この絵本のおかげで、ユウトも和風なだるまに親近感を覚えた様子。これをきっかけに、もっと『和』を見直そうーっと。

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