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【ガスパール びょういんへいく】
・アン・グッドマン(文) ゲオング・ハレンスレーベン(絵) 石津ちひろ(訳)
・ちびっこ年齢のめやす:
・出版社:プチグラパブリッシング;第1刷発行2001年9月
今回のお話、残念ながらリサは出てきませんでした…
しかし、ガスパール1人でも、十分楽しいお話でした!
ネタバレになっちゃうけど、なぜガスパールが病院にいるかというと…。
みんなが欲しがっているレーシングカーのキーホルダーを手に入れたガスパール、みんなにとられないように、キーホルダーを飲み込んじゃって、病院に運ばれたんですね…。
まったく…。
いやしいですね(笑)
ワタシ、実は看護師なんですが、つい最近、おもちゃの指輪を飲み込んじゃった!という子が入院してきました。
この絵本でも、レントゲン写真に飲み込んだキーホルダーがくっきり写ってる絵がありましたが、その子のレントゲンも、指輪がくっきり!
たてづめの宝石がついてるタイプの指輪であることが、レントゲンで確認できるほど。
その子は全身麻酔下で胃カメラをして、指輪を取り出され、無事、翌日退院していきました。
全身麻酔する経験なんて、そうそうないから、いい思い出になったことでしょう(笑)
息子に、指輪を飲み込んだ女の子の話しはしてあったので、
「この前、おかーさんの病院に来た女の子みたいだね」
と話しながら読みました。
5歳だから、もう誤飲することはないと思うけど、ふざけて小さいものを口に入れることはしょっちゅう…
「間違えて飲み込んじゃったら、危ないんだからね!!!」
と厳しく言っても、まったくきかなかったのに、
「この前の女の子やガスパールみたいに、手術になっちゃうんだからね!!!」
と言うと、
「はっ!」
とした顔になり、素直に出すようになりました…
手術ってやっぱり、怖いものと思ってるんだなぁー。
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