フランスの絵本
まりーちゃんとひつじ
フランソワーズ(文と絵)
与田準一(訳)
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・ちびっこ年齢のめやす:3才から
・出版社:岩波書店;第1刷発行1956年12月
・おススメ度:★★★★★
この本には「まりーちゃんとひつじ」と「まりーちゃんのはる」のふたつのお話が入っています。赤いバブーシュカ(頭巾か?)に水色×黒のワンピース、ピンクのボーダーの靴下に、オランダみたいな木靴…まず、まりーちゃんがひじょーにオシャレじゃありませんか!!!そして、登場キャラがひつじやアヒルというところも、挿し絵の明るい色使いも、これが50年前の作品だとは思えません。50年前の子どもたちは、どんな気持ちでこの絵本を読んだんだろう…。訳された言葉も、なんだか昔の言い回しでかわいいのです。こういう古くから伝わる絵本は大切にしたいですよね。「まりーちゃんとひつじ」のお話のほうは、数を数えはじめたお子さまにいいかも。ページをめくるたびに、ひつじが1匹、2匹と増えていくから…。お子さまといっしょにひつじの数を数えると、楽しめると思います。
↑【まりーちゃんのひつじ】と【まりーちゃんのはる】の洋書版もおススメです。
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