
マドレーヌといぬ
ルードヴィヒ・ベーメルマンス(作)
瀬田貞二(訳)
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・ちびっこ年齢のめやす:4才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1973年5月
・おススメ度:★★★★★
マドレーヌシリーズ2作目の、犬ジュヌビエーブが出てくるお話し。散歩の途中で川におっこっちゃったマドレ−ヌちゃんを助けてくれた犬ジュヌビエーブを連れて帰ったマドレーヌちゃんたち。にぎやかな女の子たちと犬とのふれあいの様子がかわいらしいです。巻末には、マドレーヌシリーズ恒例のこの絵本に描かれたパリの様子の説明あり。うーん、パリにも観光に行ってみたいなぁー。作者のルドウィッヒさんは、この絵本でコールデコット賞を受賞したそう。
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げんきなマドレーヌ
ルドウィッヒ・ベーメルマンス(作)
瀬田貞二(訳)
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・ちびっこ年齢のめやす:4才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1972年11月
・おススメ度:★★★★★
マドレーヌシリーズの最初の1冊。マドレーヌちゃんが盲腸(正式には虫垂炎ね…看護師は『盲腸』なんて、言ってはならない…笑)で入院するお話です。ワタシはこの絵本の挿し絵を見て、ふと大スキな「デュフィ」を思い出しましたが、共感する方いませんか?たくさんのパリの名所が描かれていて、この絵本は巻末にナビが載っています。その名所がちりばめられた挿し絵で、お話しは楽しい!病気をすると、普段は簡単には買ってもらえなかったアイスだとか、わざわざ作ってくれなかったすりおろしリンゴだとかが食べれたり、昼間から教育テレビをおフトンに入ったまま見れたり、『特別』なことが、たくさんありました。病気になるのってちょっと羨ましかったりした小さい頃を思い出したりしました。ところで。この「マドレーヌシリーズ」で定番のウチの子の反応…。それは、「女の子が12人いるかどうか数えるコト!」「いち、に、さん…じゅうに!」「いち、に、さん…じゅうさんだよ!じゅうさんいた!」(←ミス・クラベルさんも数えてしまっている)「いち、に、さん…じゅういち!じゅういちしかいない…」(←マドレーヌちゃん、入院中…)「いち、に、さん…じゅうに!」…あれ?マドレーヌちゃん、入院中なのに12人いる場面が…ユウト、大発見!!さて、その場面はどこでしょう………
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ロンドンのマドレーヌ
ルドウィッヒ・ベーメルマンス(作)
江國香織(訳)
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・ちびっこ年齢のめやす:
・出版社:BL出版;第1刷発行2001年11月
・おススメ度:★★★★★
パリの古い寄宿舎に住むマドレーヌをはじめとする12人の女の子のお話しシリーズ。マドレーヌちゃんはグッズも販売されているぐらい人気キャラです。著者のルドウィッヒサンは世界中を旅されている方。街の中の風景、町並みや建物等をスケッチしては作品に登場させているというから、なるほど、本書に登場のレンガづくりの家並みや2かいだてのロンドンバス、バッキンガム宮殿など、ロンドンの様子がとってもよく描かれているワケです。色あざやかなページと黄色ベ−スのページがあり、両方楽しめます。お話も、チビッコガールの元気なお話で、かわいい!!
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