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 旅する絵本→安野光雄サンの「旅の絵本シリーズ」

旅の絵本5 旅の絵本・5
(スペイン編)
安野光雄(著)
・ちびっこ年齢のめやす:5〜6才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行2003年9月
・おススメ度:★★★★★

実に「旅の絵本4」から20年ぶりに出版された「旅の絵本5」。20年ってスゴイことですね。この文字がひとつもない『旅の絵本』について安野サンがPOOKA08号に「登場する一人一人が全部本当はセリフを持っています。その物語は私しかわからない。しかし、本当は、見た人がセリフを入れてもいいわけですよ。」とおっしゃっていました。「旅の絵本」というと、ついつい騙し絵や隠れた著名人・お話を探そうとしていましたが、そういう風に楽しんでみると…。スペインなだけに、フラメンコや闘牛が出てきたり、お祭りシーンも出てくるんですが、なんとなく音楽や人々の楽しいざわめきが聞こえてくるような気がしました。人々の会話を想像するのが楽しくて、自分が想像したセリフなのに笑っちゃうような会話になったり。絵本というのは、本当に想像力を育むものなんですね。


旅の絵本4 旅の絵本・4
(アメリカ編)
安野光雄(著)
・ちびっこ年齢のめやす:5〜6才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1983年9月
・おススメ度:★★★★★

大好きな「旅の絵本シリーズ」第4弾は、アメリカ。 安野光雄サンのあとがきに初めて、この本を描く苦労話(?)のようなものが書かれていました。 やっぱり、これだけいろいろなものを詰めてもなお、統一感のあるステキな絵本に仕上げるために、頭が混乱するほど構想をねった上で、作られているんだなぁーと思いました。 アメリカにちなんだお話が、いろいろ隠されているこの旅の絵本、いろんな楽しみ方でゆっくりと味わいたいものです。


旅の絵本3 旅の絵本・3
(イギリス編)
安野光雄(著)
・ちびっこ年齢のめやす:5〜6才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1981年11月
・おススメ度:★★★★★

【旅の絵本】シリーズの第3弾です。 今回はイギリスの旅。 安野サンは本当に・・・とにかく知識がなければ、こんなにいろんな物語や著名人、歴史上の人物を1冊の絵本の中にちりばめられないですよねー。 イギリスなのでイギリスにちなんだキャラクターがたくさん。 有名なお話も多いので、たくさん見つけられました・・・けど、何が隠れているのか、正解がないんですよねぇー。 うーん・・・知りたい!! 隠されているものを見つけるために必死に見るのもスキですが、ワタシは、穏やかなイギリスの古い町並みを、ぼぉーッと眺めるのがスキです。 イギリスは、いつか、行ってみたいところです。


旅の絵本2 旅の絵本・2
(イタリア編)
安野光雄(著)
・ちびっこ年齢のめやす:5〜6才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1978年10月
・おススメ度:★★★★★

この絵本は、中部ヨーロッパを中心に描いた【旅の絵本】の続編です。 今回はスペインの旅。 キリスト様のお話は、ほぼ前ページにわたって描かれていますね。 この絵本のメイン・・・というかサブのメインストーリーかなぁと思いました。 きっと、もっと隠された名作・名画あると思うけど、自分の知識がないために見つけられてないかも。 子どもがもう少し大きくなったら、いっしょにいろいろを見つけて、この絵本から原作・原画をたどる旅をしてみても楽しいかも・・・なんて思いながら、眺めました。 そして、いつも「あとがき」が素晴らしい。 みんな同じ、違うのは小さなこと・・・なるほど、そうだなぁって思いました。


旅の絵本1 旅の絵本
(中部ヨ−ロッパ編)
安野光雄(著)
・ちびっこ年齢のめやす:5〜6才から
・出版社:福音館書店;第1刷発行1977年7月
・おススメ度:★★★★★

忙しい毎日の中で、絵本を眺めるという時間は、ほっと癒されるひととき。 1人の旅人が船で着き、馬を買ってつづく道を旅する風景。 この文字がひとつもない絵本を眺めていると、自分も一緒に旅をしてるような いや、小人の世界をのぞいているような、不思議な感覚になります。 阿部光雄サンの遊び心満載の絵本。 なつかしく親しみのある、そして細かいところまで書き込まれたイラストには、名画や名作、著名人、が隠れていたりします。 全体を眺めても楽しめるし、細かくひとつひとつをていねいに見るのも楽しい・・・ 名作です!!!



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